こんにちは。
大阪のダイエット専門パーソナルトレーニングの赤木創(あかぎはじめ)です。
前回のブログ「毎朝1分でつくるダイエット習慣」では体重を毎日測定して記録しましょうと書きました。
ダイエットを指導するトレーナーの中には「体重よりも見た目が大事」「体重は測らないほうが良い」と言われる方もいます。
「体重よりも見た目が大事」というのは私も同意です、実際に体重はそこまで変わっていなくてもウエストラインや姿勢などが良くなり引き締まって見えるという事も指導の中で多く経験しています。
体重という数字は一つの基準でしかありません。
また「体重は測らないほうが良い」というのは数字を見て一喜一憂をしてしまうというデメリットがあるからですが私の考えでは毎日測ったほうが一喜一憂しないと考えています。
これについてはこれからご説明させて頂きます。
正しい体重の測り方とは?
人間の身体の6割は水分であり、その日食べたもの、飲んだもの、汗の量などの水分の変化で1kg~2kgくらいは簡単に変化します。
例えば、岩盤浴などでたくさん汗をかいた後、体重を測ったら1kg減っていたとか、週末に飲み過ぎたら体重が2kgも増えていたって事ありませんか?
これらのほとんどは、水分による体重の変動です。
ダイエットして減らしたいというのは体脂肪ですよね、体重を落とすだけなら水分を抜けば一時的には簡単に落ちますが体脂肪はそうはいきません。
体脂肪が1日で1kgも減ることはありませんし、よほどの事がないと増える事もありません。
体重を測るのが食前、食後、運動後、運動前などタイミングがバラバラだったら、水分の関係で本当の体重変動が見えてこないですよね?
こういった水分の誤差をなるべくなくす為に毎日同じ時間帯で測る事をおススメします。
毎朝トイレにいった後や夜お風呂に入る前になど、確実に測定できるタイミングに設定しましょう。
一日二日の変化は気にせず平均体重で変化を見る。
先ほど述べた通り体重は水分の増減で簡単に変化します。
毎日時間帯を同じにしたとしても、曜日によっても大きく変わります。
一日二日の変化を見ていると、少しの増減で一喜一憂してしまってモチベーションが保てないという事もあります。
ならあえて測らないという方法もあるとは思いますが、私は毎日測って下さいと指導しています。
確実に体重の変化を見ていこうと思うと一日二日の変化を見るのではなく、一週間の平均体重を割りだして週ごとの平均体重でその変化を見みていくと一喜一憂することなく記録ができます。
実際に測定されている女性の方の変化を見て下さい。
実際毎日測ってみると一週間の間で増えたり減ったりしていますよね。
毎日同じ時間に測定して平均体重で見比べていたら1週目47.1kgと2週目46.5kgではマイナス0.6kgの減量に成功している事がわかります。
これが例えばたまにしか測らなかったらどうなるでしょうか?
表を見ると7/10の時点で47kg、次の週の7/17では47.2kgです。この二日だけで比べると0.2kg増えていますよね。
せっかく一週間トレーニングと栄養改善に取り組んだのに増えている・・・効果なかったなぁとなってしまいませんか?
本当は成果が出ていたのにモチベーションが続かず辞めてしまう事もありえますよね。
平均体重で比べていれば反対に変化がない場合でも早い段階からトレーニングメニューや食事の再修正をする事が出来ますよね。
これが月に1回や気まぐれにしか測らなかったらその間の期間を無駄にしてしまう事になります。
例えばもし目的地だけしか表示されないカーナビがあったらどうでしょうか?
今いる現在地がわからない、目的地に近づいているのかもわからない状態では行きたい所に辿り着く事はできませんよね?
知らず知らずのうちに全然違う方向に進んでしまうと時間と労力の無駄になってしまいます。
あなたのダイエットも同じです、今の体重が分からずさらにその変化が分からなければ上手くいっているかどうかも分かりません。
しかもたまに測定するだけでは水分の変化で大きく誤差が出てしまう事もあります。
だからこそ毎日測定する事が大切なんです。
実際に記録を続けているお客様の声は
・土日の外食で体重が増えても平日で元に戻せるようになった。
・トレーニングできない日が続いても体重が知らず知らずのうちに体重が増える事がなくなった。
・ダイエット達成後も全くリバウンドなし。
・少し体重が増えても気にしなくなった。
とご自身の身体を自己管理する事ができるようになっています。
体重を毎日測る事のメリットは一喜一憂する事なく確実な変化を見る事が出来る事と、意識改革、自分の身体の管理能力が付くことです。
いつもお客様には言っているのですが、毎日たった1分で出来る行動です。まずはここからスタートしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。